ウマ娘は8月24日に2.5周年を迎えます。
三女神炎上やコナミ訴訟等の影響かかつての勢いは見る影もなく、先月のサイバーエージェントの2023年3Qの決算でゲーム事情が赤字に転落するなど信じられないレベルの落ち方をしてしまっています(ウマ娘単体で赤字ではないようですが、それの売り上げが激減していることが主な要因)。
アニバやハフバといえば本来盛り上がらないといけない時期なのにあまりそういう雰囲気はなく、期待よりまたなにかやらかすんじゃないかといった不安(人によっては期待?w)のほうが大きい状況です。
先日当ブログでも取り上げた優勝レイのリクエスト機能もそのまま実装されて案の定ギスギスの種になっており、ますます運営に対する期待感もなくなっています(´・ω・`)
今日は2.5周年ハフバのアップデートで改善してほしいことやそこで発表されそうな新ウマ娘を個人的に予想してみようと思います。正直ほとんど期待できませんが、その僅かの期待感すらなくなったらもう完全に終わりなので;;(サポカの完走云々は裁判に関わっているので今回は触れません)
なおここで言う新ウマ娘というのは、ゲーム内に育成ウマ娘としてまだ実装されていない娘のことではなく(ナリタトップロードやビコーペガサス等)、新たにゲーム内に登場する新規のウマ娘のことになります。
ハフバアプデで改善してほしいこと
因子周回の時短化
現状は時間がかかりすぎる
いろんな人から散々言われているであろうことですが因子周回の時短化は早くやってほしい。
昨年の1.5周年ハフバのアプデで追加された因子再獲得機能やタキオンの因子研究等一応で因子関連のテコ入れはされていますがこれだけでは不十分。一番問題の時間がかかりすぎるのと周回の大半が事実上無駄になってしまう部分は大して改善されていません。
因子は非常に重要でこの部分を手抜きするといくらいいサポカが揃っていてもなかなか強いウマは作れません。因子や相性ボーナスが適当だと距離Sがついたり白因子継承できる可能性が大きく下がるので、せっかくステが上振れしても距離Aでスキルも大して取れずハリボテみたいな個体が出来上がったり。まあようするに因子部分を手抜きすると、いくら課金していいサポカが揃っても宝の持ち腐れのようになってしまったりするということです。
逆に言えば因子揃えるのめんどくせーとなった場合、それなら課金してサポカ揃えるのも意味ないんじゃね?みたいな感じになったりもします。
確率ではなく時間面での緩和希望
緩和を大きく分けると2つ。
・時間面の緩和(1週30分40分かかる部分の改善)
・確率面の緩和(時間かけて周回しても大半が実質無駄になる点の改善)
因子を緩和するとしてもいきなり青3やら赤3の確率を大幅に上方修正とかすると今まで因子周回を頑張ってきた人からすると努力を無駄にされたような気分になってこれはこれでまた不満を持つ人も出てくるかもしれません。
またネトゲ運営に毒された考えかもしれませんがあまりに簡単にそれが出過ぎても出た時の喜びもなくなるかも。
なので個人的には時間面での緩和のほうがいいんじゃないかと思います。
1週30分や40分はかなり重いのでなかなかやる気にならなくても、もっと短い時間で出来たりあるいは因子周回専用の自動モードのようなものがあれば毎日コツコツやってみようという気になる人も今よりは増えるかもしれません。
因子というのは所詮本育成の前段階でしかないですが、今はそれが重すぎてその段階で脱落してしまい・・・
因子周回やってられん→ならサポカも揃えなくていいや→育成も適当orやらなくていいや
という負のスパイラルになってる人が少なくないと思うのでこの部分を改善していろんな人に取っつきやすいものになってほしいなと思っています。
逃げの仕様の改善
LOHの逃げゲーとエクストラステージ
ウマ娘とリアル競馬の最も大きな違いの一つとして、逃げが多ければ多いほど前が有利になって後ろがなにもできなくなるという部分。
上のグラフは第1回リーグオブヒーローズ(LOH)のエクストラステージに進出した96傑の人の出走ウマのデータですが、逃げだらけになってレースも逃げが勝ちまくる展開ばかりになっていました。
LOHの96傑というのはまさにガチ勢の中のガチ勢、ウマ娘における最上位層といっていい人達でその人たちが育てた強いウマが集まったレースを開催すればさぞかし盛り上がる・・・と運営は思って開催したのかもしれませんが・・・
盛り上がりましたか?
そもそも他人のレースなんか見てなにが面白いんだって最初から見てない人も結構いたっぽいですが、実際に見た人でもレースが面白かったとか言ってる人はほとんど見かけませんでした(まあ私が見てないだけで盛り上がっていた人がいたかもしれませんが)。
あれを見て次は自分もあの場に立ちたい!とか今は無理でもいつかはあのレースに出たい!って思えるようなものだったか。
ちょっと話の論点が逸れてきてしまいましたが、まあようは今の逃げの仕様だとLOHのエクストラステージが盛り上がるとは思えないということです。
逃げが多すぎる場合にデメリット追加
大逃げに関しては2人以上出走していて位置取り争いが発生するとスタミナを大量に消費して最後ほぼ確実に歩く仕様になっています。
しかし逃げは何人出ていようが大きなデメリットがなく、むしろ位置取り争いでバ群を伸ばして有利になります。競り合いでガンガン飛ばしてリードを広げれば有利で、逆に単騎で競りかけられずに楽に逃げると後続とリードが広がらずに厳しいというバランス。
この部分を見直して、例えば逃げが3ないし4以上で位置取り争いが発生すると今よりスタミナの消費量が増えてスタミナが相当に高くないと最後バテるバランスにする。逆に単騎で楽にいけた場合はスタミナの消費量が少なく済む等の調整をする。この形だと逃げ3編成とかはきつくなりますが、そもそも逃げを3出して競り合わせるなんてのが戦術として成立するのがおかしいとも言えるのでこういうのが潰れたとしても特に問題はないでしょう。あるいはそれでつぶれないようにするために他をやや犠牲にしてスタミナを盛るスタミナ型の逃げを育成するなどの個性を出す余地ができたり(逆にスタミナを軽視して単騎逃げができれば強いけど同型がいるとさっぱりな逃げを育成したり)。
こんな脚質分布になって逃げが潰しあうから厳しいではなく、先行差しが順位の関係でスキル出せなくなるから厳しい(逃げが圧倒的有利)になってしまうのは歪。
ペースの概念を導入
リアル競馬だと道中のラップによってハイペースやスローペースがあって、ハイペース=後ろ有利・スローペース=前有利とか言われたりしますが(それぞれの馬の個性や道中の動きも関係ありますが)ウマ娘にはその概念はありません。
逃げ3だったり逆に追込3を出す場合の大きなリスクとしてこの概念を導入するのもありなんじゃないかと思います(逃げ追込が強すぎる部分の調整も兼ねて)。
ハフバで追加される新キャラ予想
育成未実装キャラは計11人
現在発表済みでゲーム内に育成キャラとして実装されていないのは合計11人。
仮に新規追加ペースを1か月に1人にしたとしても1年持たず、従来の月2人のペースだと半年持たない計算になります。
コナミ訴訟等の影響でハフバで一切新規の発表がないという可能性もゼロだとは言い切れませんがさすがにそれだと完全に畳むモードに入ったと言われても仕方のない状況になるのでそれはないと思いたいです。まあその前の時点でまだ温存しているキャラが少なからずいるはずなので少なくとも今度のハフバぱかライブでの発表がゼロということはまずないと思っています。
アニバ前にうpした記事ではカツラギエース・タップダンスシチー・ジャングルポケット・ヒシミラクルあたりが当たっていた?ので今度は何人当たるかという部分も含めて予想してみます。
アグネスワールド
父:ダンジグ
母:Mysteries
母父:シアトルスルー
生涯成績:20戦8勝
獲得賞金:3億1640万9000円(中央)
主なG1勝ち鞍:アベイ・ド・ロンシャン賞、ジュライカップ
既にウマ娘化されているヒシアケボノの半弟にあたる外国産馬。G1勝ち鞍だけ見ると欧州馬に見えますが日本調教馬ですw(イギリスのG1を初めて制した日本馬)。
勝ったG1レース2つ(アベイ・ド・ロンシャン賞、ジュライカップ)がどちらも直線レースというまさに直線競馬の鬼。一方日本ではG1に手が届かなかったので、コーナーリングが不得手であったと言われています(高松宮記念ではキングヘイローに差される)。
アグネスワールドが勝利したアベイ・ド・ロンシャン賞は凱旋門賞ウィークに開催されるレースでおそらく次のシナリオで凱旋門賞と一緒にそのレースも実装されると思われるのでそれとの絡みを考えて名前を挙げてみました。
ジャスタウェイ
父:ハーツクライ
母:シビル
母父:ワイルドアゲイン
生涯成績:22戦6勝
獲得賞金:9億939万8000円
主な勝ち鞍:天皇賞秋、ドバイデューティフリー、安田記念
ドバイデューティフリーを6馬身1/4差でレコード勝ち(従来のものを2秒以上更新)し、国際クラシフィケイションにおいて日本競馬史上初となる単独1位(130ポンド)にランキングされた名馬。
ゴールドシップと同厩舎(隣の馬房)で親友?だったことでも有名。凱旋門賞にもゴルシと共に参戦しています(8着)
ゴルシとがっつり絡ませられるキャラ性を持ちかつ凱旋門賞にも縁があるのでこのタイミングで発表されるのではないかと予想しておきます。
ドゥラメンテ
父:キングカメハメハ
母:アドマイヤグルーヴ
母父:サンデーサイレンス
生涯成績:9戦5勝
獲得賞金:6億6106万3000円
主な勝ち鞍:日本ダービー、皐月賞
キタサンブラックやサトノクラウンと同期のクラシック二冠馬。またエアグルーヴは母方の祖母に当たります。
ウマ娘のアニメ3期がキタサン主役なので、そのキタサンにとってクラシックで大きな壁となる存在であるドゥラメンテは登場してほしいところ。
キタサンだけでなく既に実装が発表されているサトノクラウンやシュヴァルグランとも関係があるのでそのあたりの絡みも期待できます。
オルフェーヴル
父:ステイゴールド
母:オリエンタルアート
母父:メジロマックイーン
生涯成績:21戦12勝
獲得賞金:15億7621万3000円
主な勝ち鞍:クラシック三冠、有馬記念(2回)、宝塚記念
エルコンドルパサーやナカヤマフェスタと並んで凱旋門賞制覇に最も近づいた日本馬。特に1回目の凱旋門賞は完全に勝ったと思ったところから内にヨレて最後差し返されるという衝撃的な負け方だったので今もはっきり記憶に残っています。
他にも第3コーナー入り口から外ラチまで逸走し急激に減速して後方までズルズルと後退したあと再び加速して大外から一気に捲って勝ち負けまで持ち込む化け物のような走りを見せた阪神大賞典など記録だけでなく記憶にも大いに残る破天荒な名馬でした。
上に挙げた馬に比べると可能性はかなり低い気はしますが、凱旋門賞絡みのサプライズ枠として可能性はゼロではないと思うので名前を挙げておきます。
ヴィクトワールピサ
父:ネオユニヴァース
母:ホワイトウォーターアフェア
母父:マキャベリアン
生涯成績:15戦8勝
獲得賞金:10億8504万500円
主な勝ち鞍:ドバイワールドC(AW)、皐月賞、有馬記念
エイシンフラッシュと同期の皐月賞馬。父は2周年アニバで実装が発表されたネオユニヴァース。
東日本大震災の2週間後に日本馬として初めてドバイワールドカップ(当時はオールウェザー)を制しています。
ナカヤマフェスタが2着に好走した凱旋門賞にも出走していました。
フラワーパーク
父:ニホンピロウイナー
母:ノーザンフラワー
母父:ノーザンテースト
生涯成績:18戦7勝
獲得賞金:3億6393万9000円
主な勝ち鞍:高松宮杯、スプリンターズS
ナリタブライアンが出走したことでも大きな話題になったG1昇格後の高松宮杯(現高松宮記念)を制したスプリンター。エイシンワシントンと1cm差の大接戦を演じたスプリンターズSでも有名です。
ビコーペガサスの実装が遅れている理由の一つにフラワーパークの実装を待っていると言われたりもしています(ビコペはその高松宮杯の2着馬)。
メイケイエール
父:ミッキーアイル
母:シロインジャー
母父:ハービンジャー
まだ現役の馬(2023年8月地点)ですが同じく現役で発表されたデアリングタクトという前例があるので名前を挙げておきます。
普段は関係者曰く大人しくて真面目なお嬢様とのことですが、レースに出るとスイッチが入ってしまうのか折り合いを酷く欠いて周りに大迷惑をかけたり暴走して大敗したりという超お転婆娘。
しかし折り合いを欠いて横にフラフラしながらも直線伸びて勝ち切ったりするなど能力はかなり高く、現時点(2023年8月地点)で重賞を6勝しています。
キャラが物凄く立っていて馬主の方もウマ娘に逆オファーするなどかなり好意的なので現役中に発表があるかは分かりませんが将来も含めた実装可能性という意味では一番高いのではないかと思われます。