アニメ内で妹のヴィブロスのほうは既に名前を呼ばれたりしていましたが、ウマ娘のアニメ3期『ウマ娘 プリティーダービー Season 3』の第7話で正式にシュヴァルグランの姉にあたるヴィルシーナ名前も登場しました。
公式サイトのほうも更新されてキャラクターリストに名前が掲載されています。
今日はヴィルシーナとその母であるハルーワスウィートの史実紹介と適性予想を書いていきたいと思います。
名繁殖牝馬ハルーワスウィート
ハルーワスウィートと大魔神佐々木主浩
ヴィルシーナ・シュヴァルグラン・ヴィブロスの母であるハルーワスウィートは生まれつき尻尾がないという特徴的な外見が有名(先天的に尾骨がなかった)。競争馬にとって尻尾は曲がるときにバランスを取る役割を果たしているらしく、それがない同馬は大きなハンデを背負っていましたが、短距離を中心に準オープンクラスまで出世して2007年に繁殖入り。
ハルーワスウィートは特徴的な外見からファンが多く、ハマの大魔神として有名な元プロ野球選手の佐々木主浩氏も熱狂的なファンの一人でした。佐々木氏はハルーワスウィートの仔馬の所有を熱望して同馬の産駒をセレクトセールで購入。あまりの熱意に生産者のノーザンファームもハルーワスウィート産駒は全て佐々木氏に売っているというのは有名な逸話。ヴィルシーナはセールを通さずに購入した初めての馬です。
そしてこのハルーワスウィートからなんと3頭ものG1馬が誕生することになります。それが上で名前を挙げたヴィルシーナ・シュヴァルグラン・ヴィブロス。ちなみに産駒は全員尻尾があります。
産駒からG1馬が3頭誕生
1年に100頭以上場合によっては200頭以上も種付けすることになる種牡馬と違って、繁殖牝馬は基本1年に1頭しか産駒が生まれません。なので同じ繁殖牝馬の産駒から活躍馬が複数出る例はそこまで多くなく、G1馬を3頭輩出となるとかなり珍しい例と言えます。
産駒からG1馬が3頭誕生した繁殖牝馬
※海外やグレード制導入前除く
・ハルーワスウィート(ヴィルシーナ・シュヴァルグラン・ヴィブロス)
・ダンシングキイ(ダンスパートナー・ダンスインザダーク・ダンスインザムード)
・シーザリオ(エピファネイア・リオンディーズ・サートゥルナーリア)
・クリソプレーズ(クリソライト・マリアライト・クリソベリル)
G1馬を3頭輩出した繁殖牝馬は海外やグレード制導入前を除くと上に挙げた4頭(漏れがあったらすいませんm(_ _”m))。
ハルーワスウィートは既に繁殖牝馬を引退していますが、現役で走っている馬はまだ何頭かいます。そのうちの1頭であるグランヴィノス(父キタサンブラック)は2勝を挙げておりもしこの馬が将来G1を勝つことがあれば産駒からG1馬が4頭誕生という凄い記録が生まれることになります。
産駒からG1馬が2頭誕生(繁殖牝馬)
ちなみに産駒からG1馬が2頭誕生した繁殖牝馬は以下の通り。
・エアグルーヴ(アドマイヤグルーヴ・ルーラーシップ)
・アグネスフローラ(アグネスフライト・アグネスタキオン)
・パシフィカス(ビワハヤヒデ・ナリタブライアン)
・スカーレットブーケ(ダイワメジャー・ダイワスカーレット)
・ベガ(アドマイヤベガ・アドマイヤドン)
・ビワハイジ(ブエナビスタ・ジョワドヴィーヴル)
・オリエンタルアート(ドリームジャーニー・オルフェーヴル)
・アドマイヤサンデー(トールポピー・アヴェンチュラ)
・ホワイトナルビー(オグリキャップ・オグリローマン)
・メジロオーロラ(メジロデュレン・メジロマックイーン)
・チヨダマサコ(ニッポーテイオー・タレンティドガール)
・レールデュタン(メジロブライト・メジロベイリー)
・ホワイトウォーターアフェア(アサクサデンエン・ヴィクトワールピサ)
・キャットクイル(ファレノプシス・キズナ)
・グリーンシャトー(ミヤマポピー・タマモクロス)
・サクラクレアー(サクラチトセオー・サクラキャンドル)
・トキオリアリティー(リアルインパクト・ネオリアリズム)
・シルバーレーン(ブラックホーク・ピンクカメオ)
・バレークイーン(フサイチコンコルド・アンライバルド)
ウマ娘化されている馬も結構いますねw
っと話がかなり逸れてきたので本題に戻しますm(_ _”m)
ヴィルシーナ史実紹介
父:ディープインパクト
母:ハルーワスウィート
母父:マキャベリアン
生涯成績:21戦5勝(5-5-2-9)
獲得賞金:4億6079万5000円
主なG1勝ち鞍:ヴィクトリアマイル(2013,2014)
同期にジェンティルドンナやゴールドシップ等がいる12世代
同期には牝馬三冠を達成してその後もジャパンカップ連覇やドバイシーマクラシック有馬記念等を制してG17勝を挙げたジェンティルドンナ、皐月賞菊花賞のクラシック二冠や宝塚記念連覇などを達成したG16勝馬ゴールドシップを初めとして、ドバイデューティーフリーを制した世界のジャスタウェイ、天皇賞春連覇の名ステイヤーフェノーメノ、ダートでJpnI10勝を挙げてウマ娘化もされているホッコータルマエ等がいる非常にタレントが豊富な世代。
最強世代の話題だとスペシャルウィーク・エルコンドルパサー・グラスワンダー・セイウンスカイの98世代の名前がよく上がりますが、この12世代はそれをも凌ぐ最強世代といってもいいかもしれません。
ズブいウマ
ロシア語で頂点を意味するヴィルシーナという馬名がつけられた同馬は札幌でデビュー。勝負所でズブさを見せるも直線内から伸びて初勝利。
2戦目の黄菊賞も1番人気の支持を受けますが、やはりここでもズブさを見せて今度は前を捕まえきれずに3着敗退。
1勝馬の身ながらG1阪神ジュベナイルフィリーズに登録するも、賞金が足りずに除外。代わりに同日に行われる2000mのエリカ賞に出走。このレースは過去にタヤスツヨシ・アドマイヤベガ・キングカメハメハ・エイシンフラッシュと4頭ものダービ馬を出している所謂出世レースで他にもアドマイヤグルーヴやクロフネといった大物が勝っています。
ズブさを考慮して腕力のある短期免許の外国人騎手(メンディザバル)が起用され、3番人気と少し評価を落としていましたが、超スローペースを2番手で追走すると直線の叩き合いを制してクビ差で勝利。牡馬混合の出世レースを制したヴィルシーナはこの後休養に入ります。
年明け初戦はクイーンC。初めての東京かつマイル戦という条件。オークスを春の最大目標として見据えていた陣営は事前に本番と同じ東京を経験させることが主な狙いだったようです。
地方競馬出身の剛腕岩田康誠騎手との新コンビで臨んだ一戦は、前走同様スローペースの流れを2番手で追走すると直線先頭に立ってそのまま押し切り重賞初制覇。これにより賞金面での不安がなくなり堂々とクラシック戦線へ参戦することが可能になりました。
デビュー~クイーンC
2歳新馬(札幌芝1800m):1着
黄菊賞(京都芝1800m):3着
エリカ賞(阪神芝2000m):1着
クイーンC(東京芝1600m):1着
VSジェンティルドンナ
初対戦の桜花賞
クイーンCで初重賞制覇を挙げましたが、その時の鞍上岩田康誠騎手には牝馬クラシックに臨む別のお手馬がいました。それがヴィルシーナにとって永遠のライバルでありまた高い壁であり続けることになるジェンティルドンナ。岩田騎手は先約でジェンティルドンナのほうに騎乗することになり、ヴィルシーナは同じ地方出身の内田博幸騎手との新コンビで臨むことになります。
桜花賞の1番人気は昨年除外された阪神JFの勝ったジョワドヴィーヴル。前哨戦のチューリップ賞で初黒星(3着)を喫しましたがブエナビスタの半妹という血統の良さから人気を集めていました。
ジェンティルドンナは前走のチューリップ賞は熱発の影響もあって4着に敗れていましたが能力は評価されており2番人気。ヴィルシーナは阪神JF2着・フィリーズレビュー1着の3番人気アイムユアーズに次ぐ4番人気でした。
レースがスタートすると外から先行していつも通り好位を確保。1000m通過59秒3の平均ペースを4番手で追走し人気のジェンティルドンナやジョワドヴィーヴルは後方を追走。直線に入ると一旦先頭に立つも外からアイムユアーズとジェンティルドンナに迫られ一時は3番手に後退するもそこから盛り返してアイムユアーズを振り切る粘りを見せます。しかし外から勢いよく伸びたジェンティルドンナには及ばず半馬身差の2着に敗れます。
5馬身差のオークス
桜花賞で敗れたヴィルシーナはオークスでジェンティルドンナとの再戦に臨みます。
1番人気は桜花賞を勝ったジェンティルドンナでも2着のヴィルシーナでもなく、フローラSを快勝したミッドサマーフェア。ヴィルシーナは2番人気で、ジェンティルドンナはテン乗りや距離が不安視されてなんと3番人気と桜花賞の時より人気が下がります。
しかしレースはジェンティルドンナの圧勝に終わります。後方追走から大外を進出したジェンティルドンナは直線凄まじい末脚を発揮してヴィルシーナを交わすとそのまま突き放して5馬身差をつけてゴールイン。ヴィルシーナはまたしてもジェンティルの2着に敗れることとなります。この時の勝ち時計2分23秒6はオークスレコードを1秒7も更新するものでした。
ちなみに桜花賞とオークスを同じ馬が1・2着になるのは、1993年のベガ(1着)・ユキノビジン(2着)、2009年のブエナビスタ(1着)・レッドディザイア(2着)に次ぐ3例目。
7センチ差の秋華賞
牝馬クラシック最後の一冠である秋華賞を目指してその前哨戦のロースSから始動。牝馬二冠馬ジェンティルドンナもこのレースを始動戦に選んでおり3度目の対決となります。
レースは春の二戦とは逆にジェンティルが先行してヴィルシーナがその後ろでマークする形となりますが、直線に入ると突き放されてまたしても2着に敗れます。
本番の秋華賞は牝馬三冠がかかるジェンティルドンナが単勝1.3倍の圧倒的1番人気に支持され、3連続2着のヴィルシーナは6.1倍と大きく離れた2番人気。3番人気以降は10倍を超えており、実質的に1強ないし2強と見られていました。
秋華賞が行われる京都内回りは先行有利とされているコースでヴィルシーナは最内枠の1枠1番に入ります。そしてレースがスタートするとこれまで一度も逃げたことのなかったヴィルシーナがハナ争いに加わり第一コーナー手前で先頭に確保する意外な展開に。
先頭を取った後はペースを落とし(400mから800mの間が13.2-13.4)1000m通過62秒2という超スローペースの逃げに持ち込みます。一方最大のライバルジェンティルドンナは中団を追走しており展開的にはかなり有利となります。
しかしさすがにペースを落としすぎたのか、最後方を追走していた15番人気の大穴チェリーメドゥーサが一気に前に進出してきてそのままハナを奪うと、ヴィルシーナがついていかなかったこともあってそのまま後続を突き放して大逃げのような形となります(同馬は前走の1000万下も向こう正面で大マクリを打って勝利していた)。ヴィルシーナは2番手から前を追いジェンティルドンナは中団の外から進出するも、直線に入った時点でチェリーメドゥーサとの差はまだ5馬身差以上。
前半超スローだったこともありチェリーメドゥーサの脚はなかなか止まらずこのまま残ってしまうのではないかと思われましたが、外からヴィルシーナとジェンティルドンナが並んで追い込み残り30mあたりで前を交わすとそこからは2頭の一騎打ち。一度はジェンティルに前に出られるも脅威的な勝負根性で内からもう一度伸びるとそのまま並んでゴールイン。写真判定の結果はジェンティルドンナのハナ差先着。秋華賞での両馬の差は僅か7センチメートルという僅差でした。
ジェンティルドンナは史上4頭目となる牝馬三冠を達成し、また牝馬三冠の3レース全てで同じ馬がワンツーフィニッシュを決めるという史上初となる記録も生まれました。
同じ馬がG1でワンツーフィニッシュを繰り返すといえば、2000年から2001年にかけてのテイエムオペラオーとメイショウドトウが思い浮かびますが、三冠路線でここまで同じ2頭がワンツーを続けたという例はこれ以外にありません(2レースまでならそれなりに例はあります)。
牝馬クラシック三冠
桜花賞(阪神芝1600m):2着
オークス(東京芝2400m):2着
ローズS(阪神芝1800m):2着
秋華賞(京都芝1600m):2着
ヴィクトリアマイルで悲願のG1制覇
秋華賞2着の後はエリザベス女王杯に参戦。ジェンティルドンナがジャパンCのほうに参戦したこともあり、ヴィルシーナは初の古馬相手でしたが1番人気に支持されます。
しかし不得手な道悪に脚を取られていつものような末脚を発揮できず、なんとか前は捕まえたものの道悪巧者のレインボーダリアに敗れてまたしても2着。これで桜花賞から5戦連続2着となります。
馬主の佐々木オーナーの誕生日が2月22日で現役時代の背番号も22だったことから2に縁がある馬と言われたりするようにw
エリザベス女王杯2着の後休養に入ったヴィルシーナは翌年の最大目標をヴィクトリアマイルに定めて大阪杯で復帰。牝馬限定ではなくあえて牡馬の一線級にぶつけますがこのレースはオルフェーヴルに敗れて初めて掲示板外となる6着に敗退します。
本番のヴィクトリアマイルは牝馬限定戦かつジェンティルドンナが不出走だったこともあって1番人気に支持されます(ジェンティルドンナは秋華賞以降は一度も牝馬限定戦には出走せず)
レースは2番手を追走したヴィルシーナが直線スパートをかけるも反応が鈍く一旦内からマイネイサベルに交わされるシーンもありましたが、そこから徐々に加速すると再び差し返し今度は外からホエールキャプチャが迫るも必死に粘ってほとんど同時にゴールイン。今度はヴィルシーナのほうがハナ差先着しており、悲願のG1初制覇を成し遂げました。
3歳エリ女~4歳ヴィクトリアマイル制覇まで
エリザベス女王杯(京都芝2200m):2着
産経大阪杯(阪神芝2000m):6着
ヴィクトリアマイル(東京芝1600m):1着
闘争心を失い低迷
ヴィクトリアマイルを勝利したヴィルシーナは同じ舞台の安田記念に参戦するも8着に敗れ夏休みに入ります。
秋は前年2着のエリザベス女王杯を最大目標に京都大賞典(8着)から本番に臨みますが見せ場なく10着に大敗。この後中1週でジャパンCに臨み久々のジェンティルドンナとの再戦になりますが同馬の7着に敗れてこれで対ジェンティルドンナ5連敗となります。
翌年は東京新聞杯から始動するも直線ズルズル後退して11着と大敗。続く阪神牝馬Sはチークピーシズを着用してあえて後方を追走して馬郡で揉まれる形となって再度二桁着順の11着惨敗。これで前年のヴィクトリアマイルから丸一年勝利から遠ざかる形となります。
肉体面では特に問題はなかったものの闘争心が失われる等精神面の問題がこの不振の大きな要因だったといわれています。
4歳安田記念~5歳阪神牝馬Sまで
安田記念(東京芝1600m):8着
京都大賞典(京都芝2400m):8着
エリザベス女王杯(京都芝2200m):10着
ジャパンC(東京芝2400m):7着
東京新聞杯(東京芝1600m):11着
阪神牝馬S(阪神芝1400m):11着
ヴィクトリアマイルで復活
前年に続きヴィクトリアマイルに参戦。しかし近走の内容の悪さから前年の覇者にも関わらず11番人気という低評価。
1番人気は前哨戦の阪神牝馬Sを制したスマートレイアーで2番人気は前年ヴィルシーナとハナ差の接戦を演じたホエールキャプチャ。前年の牝馬二冠馬メイショウマンボは大阪杯7着とマイルの距離が不安視されて3番人気に留まっていました。
レースは前走の内容から従来の先行策がいいと判断したヴィルシーナがスタートから積極的に仕掛けてハナを奪い、1000m通過58秒0というマイルとしては平均的なペースを刻みます。直線に入っても闘争心が戻ったのか近走のように失速せず逃げ粘り、最後は内から迫ったメイショウマンボに半馬身差をつけて逃げ切り史上初となるヴィクトリアマイル連覇を達成しました。
ヴィクトリアM(東京芝1600m):1着
ヴィルシーナとジェンティルドンナ
ヴィクトリアマイルの後は安田記念ではなく宝塚記念のほうに参戦。1番人気は宝塚連覇がかかるゴールドシップで2番人気はオルフェーヴルの2着に何度も入っていたウインバリアシオン。昨年のジャパンC以来の再戦となるジェンティルドンナは3番人気でヴィルシーナは8番人気と引き続き伏兵的な扱いでした。
前走同様ハナを切ったヴィルシーナは秋華賞の時のように一気にペースを落として1000m通過62秒4のスローペースを演出。先行していたゴールドシップやカレンミロティックには直線交わされますが、中団を追走していたジェンティルドンナは直線まったく伸びずに9着に敗れ、6度目にして初めてジェンティルドンナに先着しました。
秋はエリザベス女王杯から始動するも11着に敗れ、引退レースとなった有馬記念は同じく引退レースのジェンティルドンナの14着に敗れて、結局対ジェンティルドンナの対戦成績は1勝6敗で終わりました(ジェンティルが全て勝利だったのに対して、ヴィルシーナは宝塚記念3着の先着のみ)。
5歳宝塚記念~引退レース有馬記念
宝塚記念(阪神芝2200m):3着
エリザベス女王杯(京都芝2200m):11着
有馬記念(中山芝2500m):14着
繁殖牝馬としても活躍
繁殖牝馬としては初仔のブラヴァス(父キングカメハメハ)が新潟記念を制して、3番仔のディヴィーナ(父モーリス)も府中牝馬Sを制する等重賞ウイナーを複数出す活躍を見せています。
2023年のエリザベス女王杯はジェンティルドンナの仔ジェラルディーナ(父モーリス)とヴィルシーナの仔ディヴィーナの対決が話題になりましたが、ディヴィーナは7着に敗れ(ジェラルディーナは5着)子供同士の対決でもジェンティルドンナのほうが先着するという形になりました。ちなみに父はどちらもモーリス。
ウマ娘ヴィルシーナの適性予想
バ場:芝A,ダG
距離:短距離F,マイルA,中距離B,長距離G
脚質:逃げA,先行A,差しE,追込G
ヴィクトリアマイルを2連覇しているのでマイルは当然A。中距離もオークス・秋華賞・エリザベス女王杯で2着に入って宝塚記念でも3着に好走していますが重賞以上で勝ったことはなく古馬になってからの中距離成績は良くないのでBもありえるかなと。短距離と長距離はどちらもGでも文句は言えませんが、元が牝馬のキャラは短距離がFにされたりしているのでヴィルシーナもFになるかもしれないと予想。
脚質は逃げ先行がA。後ろのイメージはあまりありませんが、オークスは中団から2着に来ているので差しはEぐらいあるかもしれません。