初日の時点で今回のマイルLOH（第4回リーグオブヒーローズ）は逃げの割合がかなり多かったですが、ここにきてさらに上位は逃げ編成の割合が増えてきておりもはや完全に逃げゲーと化してきています。
前回の記事と似たような内容になってしまいますが、今日も「第4回リーグオブヒーローズ」（京都芝1600ｍ）の上位の脚質編成と個人的な雑感をまとめたいと思います。
※11月14日の24時時点での集計データとなります
逃げの割合がさらに増加
逃げ3編成が全体の5割以上に
1日目時点
大逃1逃げ2：10人（10.4％）
逃げ3：12人（12.5％）
合計：22人（22.9％）
1日目の時点でも逃げ3編成（大逃げ入り含む）の割合は結構多かったですが、これが3日目になると・・・
3日目時点
大逃1逃げ2：23人（24.0％）
逃げ3：31人（32.3％）
合計：54人（56.3％）
全体の半分以上が逃げ3編成になっています。
逃げを2体以上入れている人が全体の8割強
大1逃1先1：5人（5.2％）
逃げ2先行1：24人（25.0％）
合計：29人（30.2％）
逃げ2先行1編成も全体の約3割。上の逃げ3編成の分を加えると全体の8割6分が逃げを2体以上入れていることになります。
元々LOHはイベントの性質上逃げゲーで前回の菊花賞LOHも逃げ2+差し1編成が全体の8割以上を占めていたので（上のグラフ参照）、上位を目指すなら逃げを複数入れるのが基本のイベントではあります。
LOHは差し追込の価値を大きく下げるイベント
過去のLOHは中距離はネオユニヴァース、長距離はサクラローレルと差しで活躍したキャラもいましたが、今回後方脚質で上位に採用されているキャラは皆無。
96位以内に差し追込を入れている人はゼロで300位まで枠を広げても差しダイイチルビーを入れている人が1人いたのみでそれ以外は全て逃げ先行ばかりでした（3日目の27時時点）。
とにかく上位に安定して入れというイベントの性質と差し追込に安定加速が皆無であること（マイル）、それにモブが邪魔で後方脚質のリスクが大きく上がっていることがこの歪な環境を生み出してしまったと言えるでしょう。最近話題になった単語を使うなら多様性が無いという感じ。
LOHは次回で条件的には一周する形になるので、このまま調整されないのであれば一周した時点で廃止にして新たなイベントかあるいは毎月チャンミの形に戻していいんじゃないかとすら個人的に感じ始めています（元々半端ガチ勢的には面白くないイベントなのでｗ）。
逃げゲーが進んだことで先行も厳しく
差し追込だけでなく、先行ですらここまで逃げゲーになると厳しい。
・つぼみ、ほころぶ時（LOH3～5位）
・ヴィクトリーショット！（LOH3～5位）
・ハイボルテージ（LOH1～6位）※終盤始めランダム
・鍔迫り合い（LOH1～6位）※終盤始めランダム
先行の加速といえばこのあたりが思い浮かびますがつぼみヴィクショは5位までに入らないと発動しないので、相手が逃げ3編成の場合こちらに先行が混ざっているとその先行の誰かが6位以下になってしまってつぼみヴィクショが出ないことになります（相手の逃げが弱い場合等は別）。出遅れやモブの影響で7位以下になってしまうとランダム加速すら対象外に；；
結局相手の逃げ3編成に勝つ為には、自分も同じような編成にして相手の逃げより前に出て潰してしまうのが一番ベストということになるので今回のような極端な環境になってしまうのも必然といえます(-_-;)
先行キャラも逃げに改造
初日の時点でタイキシャトルを逃げ改造して使っている人は結構いましたが、その割合がさらに増えておりパールやラモーヌを逃げにして使っている人もいました。
チョコネスことバレンタインアイネスフウジンはLOHにおいては短距離以外どこでも採用されており、LOH常連キャラになりつつあります。
