1月10日のガチャ更新で「☆3【スター・ライト・シップ】ホッコータルマエ」が新たに実装されました。
ホッコータルマエは昨年のハフバで実装されたコパノリッキーのライバル的存在で、当時の日本競馬史上最多記録となるG1(Jpn1)10勝を達成したダート界のレジェンドといえる名馬(翌年リッキーが11勝を挙げて更新)。
デビュー戦は11番人気の11着に敗れ500万下(現1勝クラス)でも2度敗れて足踏みするなど3歳春の時点で特に目立つところはありませんでしたが、レパードSで重賞を初制覇するとその年のジャパンカップダート(現チャンピオンズC)でも古馬相手に3着に好走し一気に本格化。翌年かしわ記念でエスポワールシチーを破ってG1初勝利を挙げるとその勢いのまま帝王賞・JBCクラシック・東京大賞典と地方交流G1を4勝して一気にダート界の頂点に上り詰めました。
1つ年下のコパノリッキーは5歳時のフェブラリーS(リッキー1着・タルマエ2着)を皮切りに10度に渡って激突する最大のライバルとなり、対戦成績も5勝5敗(先着含む)と完全に五分でした。
時々着外に惨敗することもあったリッキーと違い、本格化以降は海外遠征のドバイWCを除いて一度も掲示板を外したことがない等安定感に関しては間違いなくこちらのほうが上だったと思います。
またリアル馬のほうは「とまこまい観光大使」になっており、キャラのほうも苫小牧と関係が深くなっています。
このページではホッコータルマエの性能解説と無課金や微課金視点の評価を考察しています。
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ホッコータルマエの性能
ホッコータルマエ評価
成長率:○
チャンミ:フェブラリー○、川崎記念▲~△
固有:○(継承×)
スキル:▲
グラライ:×
適性:マイル中距離先行(ダート限定)
目標:ジュニア0~1戦・クラシック2~3戦・シニア6戦 ※合宿被り有り(レパードS)
総合評価:▲
※暫定
※☆>◎>○>▲>△>×の順(☆と×は滅多につけないので実質4段階評価)
※実装直後は評価を修正する場合あり
※目標レースにメイクデビューは含めていません
※目標レース0~1戦はファン数目標の場合に記載
成長率はパワーがないのが少し気になりますが、スピード・スタミナ・賢さに10%ずつ割り振られていて無難に優秀。
シニア期に目標レースが6つもあり、友情ボーナスが高くなるシニア期後半に3レースあるのでグラライシナリオとの相性は悪い。
芝が初期Gなので最初のファン数目標達成の為に全日本ジュニア優駿に出すローテが固定になりそうですがこのレース結構事故るイメージがあるのでこの部分もちょっと気になるところ(事故っても時計でやり直し不可)。
グラライ環境はもうすぐ終わりますが、来月のチャンミがダートの場合グランドライブシナリオで育成して臨むことなるのでサポカパワーが弱いとこの点も気になります。
固有がダート専用なので趣味以外で魔改造をする意味は特にないと思います(ダート長距離はレース自体がほぼない)。
固有スキル(かがやけ☆とまこまい)はダート版ニシノフラワー
中盤に競り合い条件がありかつ順位条件が3~4位となっているのでまさにダート版ニシノフラワーといった感じ。
ただ最大火力を出す為の条件として余力十分ならという文言がついているので、ヴァルゴ杯2022(大井ダート2000m)のようなデバフ環境だとスタミナを削られて加速効果を最大限発揮できない恐れもあります(スタミナが足りないと白加速相当に弱体化)。
短距離マイル以外ではほぼ有効発動しないつぼみと違ってダートであれば距離不問で有効発動するのが大きな長所。
順位条件を満たせるのか?
3~4位を確保できないと固有不発でなにもできないのでそれを満たせるのかどうかが最大のポイント。
来月のチャンミはおそらくフェブラリーS(東京ダ1600m)か川崎記念(川崎ダ2100m)あたりになると思いますが、それらのコースの環境がどうなるか簡単に予想してみます。
フェブラリーS
電光石火や抜群の切れ味、轟!トレセン応援団!!を積んだ差し追込も強そうなのでカプリコーン杯に続いて後方脚質もそれなりに出てきそうです。
先行が多いと今度は3・4位の位置取り争いになるので安定発動までは望めないものの後述の川崎記念よりはまだ固有発動が期待できる環境になると現時点では予想しています。
追記
終盤開始直前に上り坂が始まるとあったので勢い任せミラクルランで接続すると思っていましたが実際に走らせてみると上り坂に入ってしばらくしてからの発動になるので接続しませんでした。失礼しましたm(_ _”m)(某ウィズの上り坂情報は間違っているので注意してください)
川崎記念
問題はこちら。
川崎記念は終盤開始が直線になるので、スリセ接続+直線一気の追込クリオグリと迫る影持ちの追込秋イナリワンが大暴れする可能性が非常に高いです。
逃げ先行不在で追込+デバフ過多の環境になると競り合い条件だけでなく前に行き過ぎて順位条件が満たせないという理由でやはり固有が不発する恐れがあります。
川崎ダ2100mはアンスキも無効で逃げが少なくなる可能性が高いので仕上げすぎるとハナや2番手までいって固有不発で負けというケースが頻発するかもしれません。
史実のタルマエは川崎記念を3連覇していますが、ウマ娘の現環境だとタルマエを川崎で活躍させるのはちょっと難しい感じがします。
継承版は加速が700まで弱体化
ニシノフラワー固有は継承版でも加速が2000あって必須級となっていますが、タルマエ固有の継承版は700まで弱体化しているのでフラワーのような先行必須の継承固有にはならなさそうです。
スキルはダート先行向けが多い
育成イベントで意気込み十分と登山家獲得チャンスあり
初期スキル
・川崎レース場○
・レコメンド
・スタミナキープ
タルマエは川崎記念3連覇してるのでそれで川崎レース場○がついていると思われます。
育成イベント
・意気込み十分
・登山家
登山家はフェブラリーSの東京ダ1600mで有効発動する可能性があります。
地方交流レースは南部杯を除いて坂がないので無意味なスキルとなります。
覚醒金スキルは余裕綽々とチャート急上昇!
覚醒Lv2:巧みなステップ(レーン移動スキル)※先行
覚醒Lv3:余裕綽々(序盤回復スキル)※先行
覚醒Lv4:先行けん制(スタミナデバフスキル)※汎用
覚醒Lv5:チャート急上昇!(中盤速度スキル)※ダート
余裕綽々は順位条件あり
自前金回復の余裕綽々は5位以内という条件がありますが、これが満たせない時は固有の順位条件(3~4位)も満たせない可能性が高い気がするのでこの部分は大して気にする必要はないと思います。
固有を最大火力で出す為にはスタミナにある程度余裕を持たせておく必要があり、かつダート中距離は坂がない平坦コースが多くスタミナの要求量が高くなるので自前で金回復を持っているのは助かります。
チャート急上昇!競り合い条件付き速度スキル
チャート急上昇は競り合い条件がついているので展開や相手次第では発動しない可能性がありますが、これの競り合い条件を満たせないイコール固有の発動条件も満たせずどのみち負けということになるので競り合い条件に関しては特に気にする必要はないでしょう(競り合い条件があるのを気にするならそもそもタルマエ自体が使えなくなるので)。
現時点(2023/1/10)ではサポカからの入手は不可。
余裕綽々:回復550
先行けん制:持久力-100
チャート急上昇!:持続2.4秒・速度3500
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まとめ(ホッコータルマエを引くべきか?)
ダートで活躍が期待できるウマ娘
固有が脚質分布等の環境に左右される
無・微課金は推しでなければスルー
3・4番手で終盤に入ると距離不問で加速固有が発動するのでダートでの活躍が期待できます。
ただし固有の順位条件が狭いので安定発動は望めず、脚質分布などの環境にもかなり左右されてしまうのが弱み。
ほぼ同じ発動条件の固有を持つニシノフラワーが適距離のチャンミでもTier上位には入るが環境トップにまではなれないという感じの立ち位置なので、おそらくタルマエもそれぐらいの立ち位置になるのではないかと予想しています。
そしてニシノフラワーと違って、タルマエは継承固有の効果量が弱いので継承親としては使えずダート限定なので汎用性も低い。
身も蓋もないことを言えば、(クリオグリ持ってるなら)クリオグリでよくねということにも;;
少なくとも無微課金が性能目的でバレンタインや周年前に手を出すべきではないと思います。