【ウマ娘】ダイタクヘリオスの評価!スズカ・パーマーに続く3人目の大逃げ

ダイタクヘリオスガチャ更新

1月20日のガチャ更新で「☆3【Fun☆Fun☆ぱりない】ダイタクヘリオス」が新たに実装されました。

史実成績
生涯成績:35戦10勝(GⅠ2勝)
獲得賞金:6億8995万2400円
勝ち鞍:マイルCS(2連覇)、マイラーズC、高松宮杯、毎日王冠、クリスタルC

ダイタクヘリオスはメジロパーマーとの大逃げが有名で主にマイル戦で実績を残した所謂マイラー。

今はマイラーはドバイや香港といった選択肢がありかつG1レース自体への出走数も少なくなっていますが、当時はまだそれらのレースがない上にG1を連戦するのも当たり前という感じだったのでその例に漏れずマイラーのヘリオスも宝塚記念や有馬記念に普通に出走していました。

パーマーとの初顔合わせになった1992年の宝塚記念はパーマーがハイペースで飛ばして上がりが39秒8かかるも(良バ場)後続がそれ以上にバテていたことで3馬身差で逃げ切り。ヘリオスは2番手で追走するも最後バテて5着という結果に。

天皇賞秋はトウカイテイオー・ナイスネイチャに次ぐ3番人気に支持されますが、メジロパーマーと57秒5の超ハイペースで逃げたことで共倒れとなり8着。サイレンススズカやパンサラッサが57秒4だったのでそれとほぼ変わらないペースで逃げていたことになります。ちなみにトウカイテイオーもこの超ハイペースに巻き込まれたこと(3番手追走)で7着に敗退し、勝ったのは後方で脚を溜めていた馬(レッツゴーターキン)でした。

パーマーとの3度目の対決となった有馬記念は途中から2頭で競り合いながら大逃げするというとんでもない展開となり、最後の直線で勝利したパーマーに振りきられてしまいますが第四コーナーまでパーマーについていってある意味2頭のマッチレースのような形を演出していました。

グランプリではメジロパーマーの引き立て役という感じでしたが、2年連続でマイルCSを逃げ切るなど得意のマイルではかなり強い馬で、今の時代ではなかなか見られない超個性派の名馬だったと思います。

このページではダイタクヘリオスの性能解説と無課金や微課金視点の評価を考察しています。

ダイタクヘリオスの性能

ダイタクヘリオス評価

成長率:◎
チャンミ:▲
固有:○(継承×)
スキル:○
適性:マイル逃げ先行(逃げは難易度高い)
目標:ジュニア1戦・クラシック2戦・シニア5戦 ※合宿被り無し
総合評価:▲
※暫定

※☆>◎>○>▲>△>×の順(☆と×は滅多につけないので実質4段階評価)
※実装直後は評価を修正する場合あり
※目標レースにメイクデビューは含めていません
※目標レース0~1戦はファン数目標の場合に記載

適性と成長率
ダイタクヘリオスの適性と成長率

ダイタクヘリオスはサイレンススズカ・メジロパーマーに続く3人目の大逃げ持ち

ただし大逃げを取得するためにはシニア最後の目標レースである有馬記念を逃げで勝利する必要があり(メジロパーマーとの有馬記念が原作)、ヘリオスは長距離初期Eなので大逃げを取る為には長距離因子をいくつか入れる必要があります(最低Cは欲しい)。まあ有馬勝利を条件にするのは納得ではありますがw

長距離因子を複数入れるということはその分マイル因子の数が減るということになるのでチャンミ育成で大逃げヘリオスを作るのはその分手間がかかります。

ヘリオスが勝利しなくてもNPCのパーマーが勝利すれば大逃げが取れるようですが完全な運ゲーになります。

成長率はスピードとパワーが15%ずつと文句無し。

芝であれば因子次第で全距離走らせることができますが、後述する固有スキルや金スキルの関係でマイル運用が基本になると思います。

固有スキル(アゲてアゲてぶちょへんざ!)は短距離マイルで終盤接続が期待できる

アゲてアゲてぶちょへんざ!

アゲてアゲてぶちょへんざ!:持続6秒・速度2500(短距離マイル)

速度は2500と高くありませんが、短距離マイルだと持続が6秒と長くかつ発動場所が中盤後半に限定されているので接続期待値がそれなりに高いのが売り。

順位条件も1~5位と広いので逃げだけでなく先行運用でも発動が期待できます。

速度2500の固有は継承すると基本500まで弱体化してしまうので継承で使うことはほぼないと思います。

スキルはマイル向けに特化

育成イベントでスピードイーターも取得可能

初期スキル
向こう見ず
伏兵○
ギアシフト

向こう見ずは新スキル「遮二無二」の下位スキル。

育成イベント
スピードイーター

スピードイーターはマイル逃げなら必須級。

覚醒金スキルはギアチェンジと新スキル遮二無二

覚醒Lv2:マイル直線○(直線速度スキル)※マイル
覚醒Lv3:ギアチェンジ(中盤速度スキル)※マイル
覚醒Lv4:スリップストリーム(速度スキル)※汎用
覚醒Lv5:遮二無二(中盤後半速度スキル)※マイル

遮二無二はマイル版意気衝天

意気衝天
遮二無二

新スキルの遮二無二は持続時間・速度・発動場所・順位条件が全て意気衝天と同じ所謂マイル版意気衝天。ゲーム内の説明文がほぼ同じで違いは距離とスキルPtのみです。

発動条件も固有と同じく1~5位なので逃げだけでなく先行でも発動が期待できます。

マイル直線○:持続3秒・速度2500(◎)/1500(○)
ギアチェンジ:持続2.4秒・速度3500
スリップストリーム:持続3秒・速度1500
遮二無二:持続2.4秒・速度3500

ヘリオスは逃げと先行どちらがいいのか?

ダイタクヘリオスは固有や金スキル的に逃げと先行どちらでも運用が可能と言えます。

では逃げと先行のどちらで運用したほうがいいのかということですが・・・

結論から言うと先行のほうがいいのではないかと思います。

セイウンスカイとの相性値がかなり低い

相性値
フジキセキ:27
アグネスデジタル:25
ニシノフラワー:25
タイキシャトル:24
ヤマニンゼファー:24
エルコンドルパサー:23
セイウンスカイ:9

これはダイタクヘリオスとの相性値ですが、先行向けの継承固有を持つニシノフラワーとは相性がそれなりにいい一方で、逃げ必須のアンスキ持ちのセイウンスカイとはかなり相性が悪いです。

相性が悪いからと言って絶対に距離Sが引けないというわけではありませんが、素の相性が悪いと体感レベルで明らかに継承の手ごたえが変わってくるので逃げ育成だと先行に比べて試行回数が必要になってくるのではないかと思います。

地固めや先手必勝がなく固有の発動も遅め

・地固め無し
・先手必勝無し
・コンセ無し

先手必勝を自前で持っていないので逃げ育成する場合は賢さミホノブルボンorスタミナパーマーorツインターボ(3段クルーン)あたりを入れる必要がありますが、まあどれもできれば入れたくないタイプのサポカと言えます(ブルボンもグラライ環境が終わるとシナリオリンクがなくなる)。

自前地固めがないのも試行回数がさらに増えてしまう一因となりそうです。

さらにコンセや脱出術がないのも痛く、固有の発動も遅めなのでチョコボン等に固有でハナを取られてアンスキを出せずに終わるという展開も多くなりそうです。

まとめ(ダイタクヘリオスを引くべきか?)

マイル先行で期待できるウマ娘
逃げ育成は難易度が高い
ゲーム内の適性程汎用性は無い
無・微課金は推しでなければスルー

ゲーム内の適性は短距離と中距離が初期Bで長距離もEと因子次第で全距離走れますが、現実的にはマイル先行運用がほとんどになるのではないかと思います。

固有や新金スキルの順位条件的に先行でも終盤接続は期待できるのでマイルの先行枠としてはそれなりに上位に入ってきそうではあります。

まあ時期が悪すぎるので少なくとも無微課金が性能目的でバレンタインや周年前に手を出すほどではないと思います。