【衝撃】コナミがウマ娘を特許侵害で訴訟提起

2023年5月17日に株式会社Cygamesが株式会社コナミデジタルエンタテインメント(以下コナミ)から特許権侵害に関する訴訟提起を受けたという衝撃のニュースが入ってきました。

お知らせによると、コナミから2023年3月31日付で特許権侵害に関する訴訟の提起を受けていたとのこと。

元ネタとしてよく名前が挙げられるパワプロに酷似しているというのはよく言われていましたが、さすがにそのあたりの話はついているものとばかり思っていたので今回このような形で裁判沙汰にまで発展してしまったことには正直驚きました。ようするに話がついていたのではなく、話をつけようとしたけどまとまらずに裁判で決着をつけようという形。

パワプロの育成システムの特許は切れているらしいんですけど、サポカのイベント回りが問題になっているのではないかという話もあります。まあこのあたりは外野の素人なので具体的にはよく分からないです;;

とりあえず今日はウマ娘訴訟に関する雑感を書いていきます(どちらが悪いとかそういう話をするつもりはないです)。

ウマ娘訴訟による影響

40億円の損害賠償とサービス差し止めを要求

今回コナミ側はウマ娘の生産提供の差し止めと特許権侵害による40億の損害賠償を求めています。ようは賠償金とサービス終了を求められているわけなので、文面だけ見るともの凄く不安になる内容ですね。

まあこの手の企業間の裁判は数年かかるのがデフォなので少なくともいますぐサービス終了みたいな話になることはまずありえないでしょう。

ただ仮に敗訴となった場合最悪サービス終了ということにもなるわけなので、一ユーザーとしてはかなり不安にはなります。

実際にサービス終了になる可能性は極めて低いと個人的には思っていますが、その不安を抱かせてしまった時点でサイゲ側には大きな打撃になってしまうかもしれません;;

ウマ娘のイメージ悪化で新規がさらに難しくなる?

個人的に一番不安なのがこの点。

裁判を起こされた(訴えられた)という事実は残念ながらイメージ悪化に繋がる可能性が高いです。

過去にも1250事件・死体蹴りライブ炎上・三女神後出し等で何度か炎上したことはありますが、それとはまた質が違う重大な問題かつ一般ニュースにも取り上げられるレベルなのでまだウマ娘に触れていない一般層のウマ娘に対するイメージも悪くなってしまう恐れがあります。

仮にウマ娘に興味を持ったとして、そのゲームがパクリ疑惑云々でサービス終了を求める裁判を起こされていてその結果次第で最悪サ終もありえるってことが分かったら、「なんか危なそうだしやめとくか」ってなる理由にはなり得ますし、「課金はやめておこう」ってなる理由にも十分なると思います。これも結構痛い。

新規のウマ娘追加にも影響?

新規というのは新規ユーザーだけでなく新規のウマ娘も含めています。

ウマ娘というのは擬人化コンテンツという関係で他の競馬ゲーム(ダービースタリオンやウイニングポスト等)に比べると権利関係はかなりデリケートです。競馬ファンなら誰でも知っているであろうあの三冠馬たちがいないのもそれが大きな理由。

ただでさえそういう部分がデリケートなところに、権利関係で裁判を起こされたという明らかにマイナスの事実まで加わってしまうと印象が悪くなって(関わり合いになりたくないとか思われてしまって)今後新規の許可取りが難しくなるおそれも十分あります(杞憂ならいいんですけど)。

現在未実装のウマ娘

・デアリングタクト
・シュヴァルグラン
・ナリタトップロード
・マーベラスサンデー
・サトノクラウン
・ツルマルツヨシ
・カツラギエース
・イクノディクタス
・ジャングルポケット
・ビコーペガサス
・メジロラモーヌ
・ケイエスミラクル
・シリウスシンボリ

5月17日時点で残っているゲーム内未実装のウマ娘は残り16人。

無論まだ未発表のキャラもいると思いますが、新規のキャラを追加できなくなったらそう遠くない未来に残弾が尽きてしまう計算になります。新規追加ができず復刻と衣装違いだけとかになったら先細り感しかなくなってしまいます。

悪いニュースが続く最近のウマ娘界隈

2周年アニバ後に限定しても、三女神や新イベントリーグオブヒーローズの無限ジュエル回収メンテ等で炎上していたところに訴訟という悪いニュースが重なってしまいました。

モチベ下がっているところにこういうバッドニュースが続くのは正直辛いですね。

売り上げもかなり低下しているらしく、一ウマ娘ユーザーとしてはこれからどうなっていくんだという不安ばかりが募っていきます。

一ユーザーとしては今後の動向を見ていくことしかできませんが、何とかこれ以上悪い方向にはいかないようにしてほしいと願っています。