このページでは10月中旬に開催が予定されているチャンミ「ライブラ杯」(2回目)のコース概要と有効スキルをまとめています。
ライブラ杯2のコース概要
ライブラ杯は阪神芝1600mの良バ場という桜花賞や阪神JFと同じ条件での開催となります(今年に関してはマイルCS含む)。
・アンスキ・アナボリック等の終盤コーナー加速スキルが最速発動
・ドーベル固有(彼方、その先へ…)は無効
・終盤開始手前で下り坂スタート
・向こう正面の坂は上り坂スキルの対象外
・終盤開始から最終直線まで約60mあるので最終直線加速スキルはそこまで強くない
・下校の楽しみ起動で聖夜のミラクルランが終盤接続(追込クリオグリ)
・パワーにコースボーナス補正有り
スピードイーター
マイルの速度ダウンデバフスキルである「スピードイーター」
従来はハナに立ったウマしか発動できませんでしたが、ウマ娘2のバランス調整で3位まで発動できるようになった為、それ以下のウマは複数人からイーターが飛んでくる可能性があります。
そして後方のウマには慧眼や布石という速度ダウンスキルがこれまたつけられるので、先行タイプのウマは最悪前からスピードイーター、後ろから慧眼をかけられることもw
前回のマイルチャンミジェミニ杯(東京芝1600m)はこの影響もあって先行がほとんど勝てない状態になっていましたがはたして今回はどうなるか・・・
育成ウマ娘
・水着マルゼンスキー(覚醒Lv4)
・アイネスフウジン(覚醒Lv4)
・バレミホノブルボン(育成イベント)
サポートカード
・タイキシャトル(SSRのみ)
・アイネスフウジン
・ダイタクヘリオス
追込クリオグリが下校の楽しみで確定接続
中距離(2000~2200m)で固有を確定接続させることで大暴れしているクリオグリですが、今回は終盤開始直前で下り坂がスタートする関係でなんと下校の楽しみで確定接続させることが可能に(追込のみ)
ただし追込因子7個以上(最低3枠)かつ下校の楽しみプラスもうひとつ自力で回復スキルを取らないといけない分(あと1つはスリセでOK)、育成難易度は上がります(追込に因子を割く分距離Sの確率も下がる)。
従来はマイルで回復スキルを3つも入れるのは現実的ではありませんでしたが、新シナリオ(グラライ)はスタミナを盛りにくい分回復スキルも無駄にならないどころかむしろスタミナを盛らなくても大丈夫という意味で逆に強みにすらなる可能性も秘めているのではないかと思います。
言うまでもありませんが、タキオン固有(U=ma2)は発動場所や順位条件の関係で保険としては一切使えません。
新メジロドーベルの固有が刺さる?
新メジロドーベルの固有は終盤直前の下り坂発動なので今回の条件にまさにピッタリという感じ。
ただ順位条件がやや狭い点は気になるところ。
・ときめき(新メジロドーベル固有):4~6位
上り坂回復は今回使えない
リアルの阪神は向こう正面に小さい上り坂がありますが、ウマ娘だとその区間で上り坂スキルは発動しません(十万バリキも発動を確認できず)。
つまりじゃじゃウマ娘(勢い任せ)のような上り坂発動の回復スキルは今回最終直線の中頃に発動する形になってほぼ役に立たないので、メイン回復としては積まないようにしましょう。
レース場補正
阪神芝1600mはパワーにレース場補正がついています。
これは所定のステータスを301、601、901といった一定数まで伸ばすとそれぞれスピードに補正が入るという仕組み。
301以上で0.1、601以上で0.15、901以上で0.2それぞれスピードに補正がかかります(スピード1200の場合0.2の補正をうけて1440に上昇)。
前回(ヴァルゴ杯)のスタミナは意識して上げる必要がありましたが、パワーはスピードを上げていけば自然に上がるので特に意識しなくても大丈夫だと思います。
緑スキルまとめ
対応する緑スキル
・右回り○(スピード)
・秋ウマ娘○(スピード)
・阪神レース場○(スタミナ)
・根幹距離○(スタミナ)
・良バ場○(パワー)
・曇りの日○(根性)
・良バ場の鬼(スピード+パワー)
・初嵐(スピード+パワー)
発動しない緑スキル
・ナイター◎、○、×
・小回り◎、○、×
・交流重賞◎、○、×
・左回り◎、○、×
・秋以外の季節ウマ娘◎、○、×
・阪神以外のレース場◎、○、×
・非根幹距離◎、○、×
・道悪◎、○、×
・曇り以外の天気ウマ娘◎、○、×
加速スキル考察
アンスキ・アナボリックは今回も最速発動
終盤加速の定番ともいえるアンスキ・アナボリックは今回も最速発動します。
ただしドーベル固有の「彼方、その先へ…」は今回有効発動しません。
・アンスキ(セイウンスカイ固有):1位
・アナボ(メジロライアン固有):6位
先行加速固有
つぼみ、ほころぶ時(ニシノ固有)
レオ杯で猛威を振るったつぼみ(ニシノ固有)は今回も最速発動します。
ただし今回はマイルということでレオ杯の時より逃げが増える可能性が高く、脚質分布次第では競り合い+3~4位という条件を満たせない恐れがあるのでどこまで信用できるかは今後の環境次第という面もあります。
とはいえ積まない理由はないので、先行には最優先で積むべき継承固有だと思います。
ヴィクトリーショット!(タイキ固有)
レオ杯でつぼみと並んで必須級だったタイキ固有(ヴィクトリーショット)は今回発動が早すぎるので、本体はぎりぎり効果が残るものの継承だと加速スキルとして使い物にならない模様。
ジェミニ杯に比べて直線加速スキルの優位性は低下
東京マイルのジェミニ杯は直線一気の上位である迫る影を積んだナリタタイシンがTier1クラスの活躍をしていました。
阪神芝1600mは終盤開始から約60m弱で直線に入るので一応今回も加速中に直線一気が発動します。
とはいえ東京マイルに比べると終盤開始から最終直線まで距離があるので、ジェミニ杯の時ほどの優位性はないのではないかと思います。
今回はノンストップガールより曲線のソムリエが有効だが・・・
ノンストップガール
今回は終盤開始が(バ群が広がっている)最終コーナーの終わり頃になるのでノンストは出にくいと思われます。
唯一のノンスト持ちサポカである賢さユキノビジンは性能自体がかなり低いので、今回採用する必要は皆無でしょう。
育成ウマ娘
・カワカミプリンセス(覚醒Lv3)
・マヤノトップガン(覚醒Lv5)
・チアナイスネイチャ(覚醒Lv5)
・ユキノビジン(覚醒Lv3)
サポートカード
・ユキノビジン(賢さ)
曲線のソムリエ
スプリントやマイルのようなワンターンのコースでは通称ソムリエガチャがハマると強いです。
実際前々回のレオ杯(中山芝1200m)では根性ユキノビジン(配布)を含めて採用率が非常に高かったです。
ただし現状ソムリエを取れるサポカはスタミナゴルシと根性ユキノビジンしかなく、当然前者は論外で後者も新シナリオ(グラライ)が根性育成との相性が悪いので入れるのはちょっと難しいかもしれません。
育成ウマ娘
・オグリキャップ(覚醒Lv5)
・花嫁エアグルーヴ(覚醒Lv5)
サポートカード
・ゴールドシップ(スタミナ)
・ユキノビジン(根性)※イベント配布
決意の直滑降
阪神芝1600mは終盤直前に下り坂がスタートするというコース形態なので、下り坂スキルの直滑降が強力な加速スキルになることがあります(ランダム位置発動なので全幅の信頼はおけませんが)。
育成ウマ娘
・ライスシャワー(覚醒Lv3)
・ファインモーション(覚醒Lv5)
・ニシノフラワー(覚醒Lv5)
・ユキノビジン(覚醒Lv5)
サポートカード
・ニシノフラワー(賢さ)
加速まとめ
逃げ:アンスキ(◎)・逃亡者(○)
先行:つぼみ、ほころぶ時(◎)・決意の直滑降(○)
後方:アナボリック(◎)・電光石火(○?)・豪脚(▲)
共通:曲線のソムリエ(▲)
△(ランダム):真っ向勝負(鍔迫り合い)・差し切り体勢(乗り換え上手)
△(期待値低):ノンストップガール
△(最終直発動):直線一気・トレセン応援団・プランチャ・マミートリック等
△(最終コ発動):コンドル猛撃破・紅焔ギア(差し追込遅延発動)
×(最終コ発動):紅焔ギア(逃げ先行)・継承ヴィクショ
×(中盤最コ発動):彼方、その先へ…
逃げのアンスキ、先行のつぼみ、差し追込のアナボリックあたりが加速スキルのTier1と言えます。
今回のコース形態だと直滑降は有効率が高く、発動タイミング次第では一気に加速することも可能。
電光石火は新スキルでまだ挙動確認等の検証が足りていませんが、後方脚質向けの加速として強力そうなので暫定で○評価。
豪脚を同じ終盤ランダムの鍔迫り合いや乗り換え上手より上位にしているのは、持続時間が3秒である点を評価してのもの(鍔迫り合いと乗り換えは1.8秒)