【ウマ娘】アストンマーチャンの評価!短距離逃げで最強?

10月11日のガチャ更新で「☆3アストンマーチャン」が新たに実装されました。

アストンマーチャンは2004年生まれの所謂ウオダス世代の1頭で、脚の回転が非常に速い超ピッチ走法が特徴。

前哨戦のファンタジーSを5バ身差で圧勝して単勝1.6倍の断然の1番人気で臨んだ阪神JFでウオッカと初対戦。直線で先頭に立った後一旦独走態勢に入るものの外から迫ったウオッカに僅かに差されて2着。しかし3着以下には3バ身半もの差をつけるなど、この時点ではウオッカの一番のライバルともいえる存在でした。

フィリーズレビューを完勝した後桜花賞で最初で最後となるウオッカ・ダイワスカーレットとの対決に臨みましたが、この時の単勝オッズが3番人気のスカーレットが5.9倍だったのに対して4番人気のショウナンタレントが34.7倍だったのでオッズ的には完全に3強対決というムード。今から見るとウオダスの2強対決にしか見えませんが、レース前の時点ではウオッカの1強もしくはそこにスカーレットとマーチャンを加えた3強という感じでした。

距離適性の違いから桜花賞惨敗後はその両者とは別路線(スプリント)に進んだので結局BNWのようにウオダスのライバルになることはありませんでしたが、不良のスプリンターズSを逃げ切る等スプリント路線で活躍。

スプリンターズSを制した後は2走続けて二桁着順に敗れるなど低迷し、高松宮記念を体調不良で回避した後X大腸炎を発症してしまい、その後現役のまま急性心不全で急死するという悲劇的な最後を迎えてしまうことになりました。

史実通りだと挫折の後そのまま亡くなってしまう非常に暗いストーリーになってしまいますが、はたして育成シナリオがどんな内容になるか・・・

このページでは星3アストンマーチャンの性能評価と無課金や微課金視点の評価を考察しています。

アストンマーチャンの性能

評価

成長率:◎
チャンミ:▲(汎用性×?)
固有:▲
継承:▲
スキル:◎
適性:短距離逃げ
総合評価:▲

※☆>◎>○>▲>△>×の順(☆と×は滅多につけないので実質4段階評価)
※実装直後は評価を修正する場合あり
※継承を上方、チャンミ・固有・総合評価を下方修正

適性と成長率

スピード20%はグラライ(新シナリオ)と好相性。

根性も逃げだと重要なステータスになるのでそこに成長率が振られているのも無駄にはならないと思います。

ダートに加えて中距離以上や差し以下は全て適性Gになっており、後述する固有や所持スキル的にも本来の適性外のチャンミで魔改造をするメリットは特になさそうです。

固有スキル(Silent letter)

速度+加速の所謂複合固有。複合は継承だと大幅に弱体化するので本体運用が基本になります。

残り400を切ってというのは短距離においてはイコール終盤開始直後。後続に迫られるという条件がありますがノンスト同様道中で累積するようなので、終盤開始前に後続に迫られていれば最速発動すると考えてよさそうです。ただし相手依存固有になるので、展開次第では不発したり遅れる可能性も十分あり。

マイルだと発動がちょっと遅いので、史実同様スプリントがベスト。新潟1000mだと1200m以上に強さを発揮する可能性も。

2位以内という順位条件もありますが、逃げで3位以下にいる時点で固有以前にまず負け確の展開なので特に気にする必要はないでしょう(先行運用は基本考えない前提)。

複合固有が最速またはそれに近いレベルで発動するのは間違いなく強いので、短距離チャンミ開催時にはTier上位に入ってくる性能ではないかと思います。

Silent letter:持続5秒・速度2500・加速3000

その他スキル

所持スキル

道悪○
軽い足取り
先駆け

覚醒スキル

覚醒Lv2:短距離コーナー○(中盤後半速度スキル)※短距離
覚醒Lv3:先手必勝(序盤加速スキル)※逃げ
覚醒Lv4:地固め(序盤加速スキル)※緑スキル3つ
覚醒Lv5:意気衝天(中盤後半速度スキル)※短距離

チョコボンに続いて2人目となる自前地固め持ち。

先手必勝も逃げで必須で意気衝天も短距離チャンミで(接続が期待できて)強かったのでスキル面は文句なしの◎。

自前で先手必勝を持っているので賢さブルボンを外したくなりそうですが、コンセ未所持で短距離逃げだとそれも必須級になるので、(シナリオリンクでコンセが貰える)スピブルボンと賢さブルボンのどちらを入れるか悩ましい選択になるかもしれません。

地固めと意気衝天が貰える根性バクシンはあげません族かつ練習性能がそれほど高くないのでそれを使わずに両方のスキルを取れるというのは大きなアドバンテージと言えます

グラライはメイクラに比べて直線コーナースキルがやや取りにくくなっているので、短距離コーナーを自前で持っているのも優秀。

短距離コーナー○:持続3秒・速度2500(◎)/1500(○)
先手必勝:持続1.2秒・加速4000
地固め:持続3秒・加速2000
意気衝天:持続2.4秒・速度3500

※意気衝天の持続時間に誤りがありましたm(__)m

懸念材料

上で雑に短距離チャンミでTier上位に入ると書きましたが、8月のレオ杯(スプリンターズS)は逃げ全体の成績が振るわず、高松宮記念はアンスキが発動しない特殊コースかつ固有との噛み合いに不明な部分があるのでこの点が短距離逃げのマーチャンにとってやや懸念材料と言えます。

カタログスペックは非常に優秀に見えますが、こういった不安材料があるのでチャンミ評価は◎にはせず▲止まりにしています。

アストンマーチャンガチャを引くべきか?

短距離でかなり強いがチャンミの汎用性には乏しい
無・微課金は推しでなければやむなくスルー

強いことばかり書いていて実際(短距離逃げにおいては)かなり強いとは思いますが、ではマーチャンが最も活躍できるであろう短距離チャンミが年何回あるかと言われるとせいぜい2回までだと思うのでコスパ的にはやや微妙とも言えます(8月にやったばかりなのでしばらく来ない可能性が高い)。

どんなに特定の条件で強かったとしても、その条件のチャンミが滅多に開催されないとしたらそこまで高い評価はしにくいです。

クリオグリの場合はその強い条件が2000~2200(+阪神マイル)という最もチャンミの開催が多い条件だったこともいろいろ言われる大きな要因になっていると思うので。仮にクリオグリの固有が強いのが2500だけだったとしたら、実装直後の有馬記念チャンミ(サジタリウス杯)でしか活躍できてないことになるので、今のようなヘイトの集め方はしていなかったと思います。

推しだったり廃課金だったとしたら即引きレベルと言えますが、無微課金視点だとチャンミにおける汎用性が乏しく競技場を除くとそれほど出番がなさそうなのでコスパ面を考えるとスルーせざるを得ないと考えています。