【ウマ娘】アリエス杯暫定Tier表!上位キャラの強みとメタ考察


開催予定:4/13 12:00~4/19 11:59

このページでは4月中旬に開催が予定されているチャンミ「アリエス杯2023」(京都芝3200m)のルムマ初期環境を元にした暫定Tier表と上位にランク付けしたキャラの長所(強み)やメタ等を解説しています。

アリエス杯2023暫定Tierトップ

水着マックとメジロブライトに関してはスタミナデバフがかなり流行した場合という前提の評価なので、それが流行しなければA評価に下方するかもしれません。

正月サトノダイヤモンド(差し)は回復と加速を完備


固有:玄雲散らす、黄金甲矢(持続5秒・速度3500、回復350)
進化:無我の境地(持続1.5秒・加速4000・消耗200→50)※無我夢中
進化:明けぬ夜はない!(持続3秒・速度1500・回復350・スタ減少100)※スタミナグリード
回復○加速◎
強み:自前で回復と加速を完備しスタデバフもかけられる
課題:脚質分布次第で固有や他スキルの順位条件を満たせない可能性

前に行き過ぎると固有や加速が不発

固有と無我夢中にはどちらも4位以下(前者は4~7位)という順位条件があるので極端な脚質分布になったり相手が弱くて前に行き過ぎた場合に不発するリスクがあります。

上のSSの終盤開始地点で先頭に立った正月ダイヤのように前に行き過ぎてしまうと無我夢中が不発します。この時は4番手にいて無我夢中(無我の境地)を発動したもう一方の正月ダイヤが勝利しました。

スタグリも5番手以下という条件があるので、脚質分布次第で不発するリスクがあります。

相手の脚質分布にもよりますが、追込とデバフのみで固めると強い正月ダイヤが前に行き過ぎてスキル不発というケースも結構期待できるかもしれません。

差しは相方の脚質も重要

今のルムマは逃げ先行が少なく後方やデバフが多い環境になっています。

自分自身が正月ダイヤ+後方orデバフという編成だと、相手が似たような編成だった時に前に行き過ぎて不発するリスクが一気に増します。追込の迫る影は順位条件がないのでデバフと組ませても順位条件部分のリスクがありませんが、無我夢中に順位条件がある差しは後方脚質が多すぎると上のSSのようになってしまう可能性があります。

これは正月ダイヤだけでなく差し全般の話とも言えるので差しをエースとして出す方は環境を見た上で相方の脚質をよく考えたほうがいいと思います。

餓狼ナリタブライアン(先行)は怪物を発動できるかが鍵


固有:灰色の臨界点(持続5秒・速度3500or5500)
進化:BLAZING WOLF(持続2.4秒→4秒・速度3500)※猛追
進化:渇望する怪物(持続1.2秒・加速4000→5000)※怪物
回復▲加速☆
強み:怪物の加速力が非常に高くものすごく固有が発動すれば強力
課題:脚質分布次第で先頭と4バ身以内の条件を満たすのが難しくなる

白回復2つあるがデバフ環境だとスタミナに不安が残る

餓狼ナリブは深呼吸と抜かりなしと白回復を2つ持っており、後者は出遅れ無し条件があるものの回復350と継承ピュリティオブハートやゲインヒールと同じ効果量があります。

ただ京都芝3200mはそれだけではスタミナがまったく足りないので金回復は必須で、スタミナデバフが多いとスタミナ1200+金回復+白回復でも最後歩くことがある過酷な環境。

今シービー+スタミナデバフ2(564魅惑)でルムマをやっていますが、餓狼ナリブがスタミナが足りずに結構沈んだりしています。

先行はスタミナ要求量が高い脚質なので今回はスタミナの確保もかなり重要になります。

過去のイベント配布のメジロアルダンは先行用の金回復(レースプランナー)を持つスピードサポカなので、スタミナやパワーサポから貰える金回復だけでは不安という場合はこれも取って金回復2枚という手もありだと思います(スキルPtが足りるかという問題はありますが(-_-;))。

配布ビワハヤヒデから貰えるVIP顔パスは不発(幸運先行時等)や溢れリスク(最速発動時)があって安定しないのであまりお勧めしません

大逃げが天敵

怪物は先頭もしくは先頭と4バ身以内という条件があるので上のSSのように逃げ(大逃げ)と離されていると発動せずに終わります。これが餓狼ナリブに対する明確なメタ

相手が大逃げではない普通の逃げでも中盤次第ではこのような形になって怪物不発で終わります。

前述の正月サトノは前に行き過ぎることが時としてリスクにもなっていましたが、餓狼ナリブに関してはとにかく序盤中盤をしっかり盛って逃げを射程圏内に入れられるようにするのが重要になります。

餓狼ナリブが強い→対策するために逃げ(大逃げ)を出すぞ!

みたいな形でメタが回っていくかどうか今後に注目ですね。

アリエス杯暫定Tier2

キタサンブラックは逃げ最強だが回復面が課題


固有:勝ち鬨ワッショイ!(持続5秒・速度2500、加速3000)
進化:祭りだワッショイ!(持続1.2秒・加速4000→5000)※先手必勝
進化:爆風一閃!(持続3秒・速度3500→4500)※烈風一閃
回復×加速◎
強み:2番手でも発動する強力な加速固有持ち
課題:バ群を伸ばせないと逃げ切るのが難しく自前回復がほぼないのも厳しい

自前回復無しはスタデバフ編成への対応が難しい

アリエス杯はスタミナ1200+金回復+白回復でもデバフ次第で歩かされる厳しい環境。

デバフ対策でサポカから金回復を2つ取るとなると手持ちにもよりますが一気に面倒になります。

上の餓狼ナリブの欄ではスピードアルダンといった金回復2個入れる為のサポカをご紹介しましたが、金回復を2個入れるのが厳しい場合はスタデバフが来たら仕方ないと割り切って金回復1個でいく考え方もアリだと思います。

スタミナに余裕を持たせた個体と、スタミナギリギリで他にリソースを割いた個体をそれぞれ用意してどちらにも対応できるようにする編成もアリか

単逃げではバ群が伸ばせず厳しい

上の正月サトノの画像の使い回しですがw単逃げだとバ群を伸ばせず終盤前に捕まることすらあります。

逃げエースでいくなら餓狼ナリタブライアンの怪物対策も兼ねて逃げ3のような特化編成のほうが面白いかもしれません。

ミスターシービーは追込最強


固有:叙情、旅路の果てに(持続6秒・速度2500or3500)
進化:天翔る足取り(持続3秒・現在速度3500→4500)※天衣無縫
進化:弾む大地(持続0.9秒・加速4000・視野5m)※迫る影
回復×加速◎
強み:順位不問で発動する追込最強加速迫る影持ち
課題:自前で金回復がないのでスタミナ面が問題

強攻策はいらない派

ミスターシービーは賢さのシービーを使えないので強攻策を取るためにはアドマイヤベガ(パワー)を使うしかありませんが、個人的にはこれを使ってまで取る必要はないと考えています。

固有が実質強攻策のような役目を果たしてくれるので強攻策がなくても後ろに置かれ過ぎることはほぼなく、これを入れることで編成が歪むほうがきついと思います。

天翔る足取りもいらない?

進化版天衣無縫(天翔る足取り)は現在速度4500アップという非常に強力なスキル。ただ問題なのは発動位置が第三コーナーという点。

京都芝3200mで勝つ時は第三コーナーの時点でかなり前まで上がっていることが多いので5番手以下という順位条件を満たすことが難しく、それが出る順位にいる時点でどのみち負けでは?という気がするのでこれを取らない個体も作る予定です。

水着メジロマックイーンは加速が課題


固有:きらめくは海、まばゆきは君(持続5秒・速度1500*残持久力に応じて1~4倍)
進化:夏の名優(持続2.4秒→4秒・速度3500)※真打
進化:一意専心にリフレッシュ!(回復750→950)※一意専心
回復◎加速×
強み:ものすごく回復と持続時間の長い固有が強力
課題:加速面でかなり劣る

ものすごく回復持ち

出遅れ不発のリスクはありますが回復950相当のものすごく回復を持っているのでこれに金回復をもう一つ取っておけばスタミナデバフを食らっても早々脚が上がることはないでしょう。

相手のデバフや出遅れを考えなければサポカから金回復を取る必要がないのでサポカ編成の自由度が上がるのも大きな長所。

加速不足

他のTier上位ウマと違って現状金加速を積むことができず、怪物下位の本領発揮ですら入手経路が少なく簡単に取れないのが難点(パワーナリタブライアンから入手)。

本領発揮に加えて垂れウマ回避(ノンスト)や登山家あたりの搭載優先度も自前金加速持ち組に比べて高くなると思います。

メジロブライトは進化回復2枚持ち


固有:麗しき花信風(持続5秒・速度1500*残持久力に応じて1~4倍)
進化:不屈のお嬢様(回復550→750)※不屈の心
進化:動かざること羊蹄山の若し(持続1.2秒・速度減少1500・回復750→950)※泰然自若
回復☆加速◎(無我夢中を積む前提)
強み:回復面が非常に充実
課題:回復抜きの能力面で他にやや劣る感

回復力は最高レベル


すごく回復とものすごく回復の進化版回復スキルを2個持っているので回復力に関しては最高レベル。スタミナと回復をしっかり積んだブライトをデバフで潰すのは難しいでしょう。

自前で回復が補えるのでその分サポカの自由度が上がるのも大きいと思います。

迫る影が使えない追込より無我夢中が使える差しのほうが基本おすすめ。

実力的には他のTier上位に比べてやや落ちる感がありますが、スタミナデバフに対する最強のメタキャラではあると思います。

Aランク評価ウマの短評

・ダンスセイウンスカイ:固有が長距離と相性がいい
・チョコボン・クリダスカ:逃げの中では通常キタサン・ダンススカイに次ぐ立ち位置
・シンボリクリスエス:自前無我夢中は強いが京都では固有が最大火力を出せない
・マチタン・クリオグリ:回復が充実
・神イナリ・タイシン:迫る影持ちで追込の中ではシービーに次ぐ2番手
・正月オペラオー:自前金回復と真打が強い

アリエス杯初期のメタ考察まとめ

・正月サトノダイヤモンド←後方脚質で固めれば前に行き過ぎた正月ダイヤの自滅が期待できる?
・餓狼ナリタブライアン←強い逃げ編成(大逃げ含む)だと先頭と4バ身以内条件を満たすのがきつい
・キタサン・シービー←自前回復無しなのでスタミナデバフが多いと厄介
・水着マック・ブライト←スタミナデバフには強いが他のTier上位勢とのガチ勝負だと分が悪そう

王道でいくなら餓狼ナリブ+正月ダイヤ+α。ひねるなら大逃げ入りの逃げ3やデバフ入りの後方3といった極端な編成にするのが今回面白そうだなと思います。

私個人としてはミスターシービーエースのデバフ入り後方3編成でいこうかなと今のところ考えています。